【話しは戻って】
おいどんバンド第一回目の練習日。近くの市民センター音楽室を借りる。30人収容。ちょっとしたコンサートは出来る。いつかは此処でコンサートやりたいなあって思う。記念の第1回目のコンサートは多分此処になるだろう。
メンバーはギター×2、ペット、ウッドベース。
ウッドベースが入って、これは!!ってグループになった。演奏はまだまだ合わないけど、やっぱりプロのベースはすごいよ。自由奔放にスイングするんだもの。もちろんポップスを練習しているんだけど、アドリブが入って、皆が乗せられていくって感じ。やっぱりリズムセクションが出来ると良いなあ。おいどんは自分の演奏が下手なのは置いといて、うれしくてたまりませんでした。本当のバンドがいよいよ出来てきたのかなって思いを持ちました。夢がもしかしたら本当になるかもしれないって思いました。
練習曲はおいどん希望の「風」の曲。ずっと好きで、ギターで弾くのはこの曲、飲み会で歌うのもこの曲だった。ずいぶん古い曲だが、吉田拓郎とかかぐや姫の嬬恋ライブが最近話題になったりして、この時代の曲に親しみを感じる人も多くなっている。
もうちょっと、ポップな感じでやりたいが、まあ最初はこんなところから始めよう。とりあえず始めるのが大切。
これがまた意外に難しい。一人勝手に弾いてると違って、皆が合わないといけない。譜面の通り弾かないといけない。一人だと、そのときの気分でテンポが速くなったり、伸ばしてみたりバラバラになっているって事が良くわかったよ。また、勝手な解釈で、自分の気分に良いように変えてしまってるって事もわかったよ。
という事で、まずは譜面を元に、きちんとあわせる事をしましょう。そう、この日に出来たのは半分くらいまででした。途中でいつの間にかバラバラになってしまう。
でも楽しかった。久しぶりで音楽をやったって感じがしたよ。若い頃の気分に戻ってなんかちょっと恥ずかしくもあったけど、楽しい時間だった。


【募集】
おいどんバンドは行き詰っていました。練習はするのだけど、同じ曲を何度も繰り返すだけ。会話も無くただ黙々と繰り返す。誰も歌わない。そう、最大の欠陥はボーカルがいない事。
バンド結成以来、何度と無く「何をやろうか」、「何を目指そうか」。って話しをしてきた。コンサートを目指すのかそれとも単に好きなだけで終わらすのか。結局、ボーカル次第だなあって事に落ち着くのだけど、誰も歌わない、歌えない、これじゃあ方向も見出せない。
で、思い切って募集案内をすることにしました。ポスターを作ってもらって、おいどんのギター教室と練習会場に掲示してもらうことにしました。なかなか応募は無いよなあとは思いながらも、これにかけるしかないって思いでした。
ボーカルがいないバンドってあり得ないよね、演奏で売るグループではない。そこまでの腕は無いよ。

【ボーカル登場!】
ポスターを掲示して3〜4ヶ月たって、もうあきらめかけていた頃ギター教室から電話。「ポスターを見てボーカルやりたいって応募があったよ」
えっ!24歳!!! おいどん達とは随分年代が違うなあ。おじさんバンドって書いておいたけど、わかってるのかなあ?
「そんなにパンクじゃなかったよ」
パンク??
そんなに???
恐る恐る電話をしてみると、意外に一般people(古〜い!!!!!)
とりあえず次回の練習で顔合わせをする事にする。とは言いながら、タイミングの悪いことにベースが長期出張になってメンバーはペットとおいどんだけ。これじゃあ練習にならないと、当分休止を決めたところだったので、急遽顔合わせのペット、ギターでの顔合わせ会を開くことにする。
実際にあってみると普通の男の子。おいどんの希望は20代のきれいなかわゆいお姉さんだったけど、まあ好青年だしこれで手を打つことにしよう。ボーカルが入ればやることも自然と決まってくるよ。
ライブをやるか、コンサートを目指すか。先のことまでは決まらないけど、街角コンサートに出る夢が一歩進んだ気がした。
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