写真はからリンクしています。
沖縄っておいどんの気持ちの中では遠かったんだよね。距離的には北海道より近いのだけど夏の沖縄バカンス、わくわく!って気分にはどうしてもなれなくて、「水泳の試合だから仕方ないか」って重い気持ちでいた。これは那覇に着いてからも同じで、「来てしまった、4日間早くたたないかな」って思ってた。帰るときには全く正反対、「ここに住むのもいいかな」って思うのだけど、おいどんの沖縄に対しての思いは決して良い物ではなかった。
それはたぶん、同行者、仕事の事、おいどんの体調(特にこの所最悪)等の要因があって乗り気になれなかったのだろう。
あこがれのリゾート・・と言われてもおいどんの年代では関係ないし、おっさん連れてバカンスってないよなあ。ってのがこの旅の始まりなんです。
こんなおいどんを一気に沖縄フリークに変えたのはたまたまやってた「1万人のエイサー」だったのです。このパワーでおいどんは圧倒されました。そしてその活き活きした表情、熱意。ここからPowerをもらったように思う。「おいどんはこんな風に自分を表現する事できるのだろうか」 「こんなに輝いた表情しているだろうか」「おいどんの表現する物て何なんだろう」なんて難しいこと考えされられながら、いつの間にか涙ぐんでいました。こんなに情熱を持っている人達がいる、めいっぱい自己表現している人達がいる。彼らのひたむきな気持ちがおいどんの中にしみこんできたのです
それから、不思議なことに頭痛が無くなり、異常なまでの肩こりが軽くなって、体の芯まで蓄積していた疲労が抜けていくのを感じたのです。あの暑い沖縄を1日中歩き回っても大丈夫、来る前とはずいぶん体調が変わったのを感じたのです。それからは観光タクシー、夕方は近くのビーチまで散策と短期滞在、予算の中で出来るだけ多くの沖縄を楽しむことに勢を出しました。撮った写真は150枚!
暑くてとても大変な旅行だったけど、溜まっていた疲労物質を汗と共に流し出し、おいどんにもう一度やる気を起こさせてくれたような気がする。
複雑な世代ど真ん中のおいどんに「前向きに」と言う事を思い出させてくれた沖縄に感謝です。最高でした!また、今度は家族で、もうすこし涼しい時にしがらみ無く絶対来たい。

2003.08.01(fri)
空港集合。なんと言っても夏休み中の沖縄、しかも土日を挟んで4日間のツアー。当然予約一杯なのでおいどんたちは県選手団を結成してずいぶん前から団体で予約しておいた。ただ、仲間内でやってる物だから出発直前まで詳細解らず。飛行機は日に1便しかないから解る。宿泊は事前に連絡もらった。そのほかは?状態。もう3日前なのに料金が解らない。払い込む時間もない。チケットは何処でもらうの?、空港着いたら各社で別行動?
費用だけは何とか連絡もらって、ATMに間に合わない時間だったので始めてのネットからの振り込み。心配だったけどその後特に請求もなかったのでうまくいったみたいだ。
いろいろ不明点ありながらも、長年一緒にやってる人たちなので信頼する事にしてしつこく聞かず、言われるまま行動する。荷物を預けるが半券をくれない。団体だから誰かがまとめて持ってるだろうと勝手に解釈してそのまま搭乗。約1.5時間のフライト。
おいどんの期待では青い澄んだ海の中に島がぽつぽつ見える南国の別世界・・残念ながら当日は薄曇り。たまにちらっと島影が見えるくらい
定刻那覇空港着。予想通り手荷物は受け取れず。おいどん達だけ半券無いので(他のメンバーは持っていた)係員さんとちょっとトラブルあって、サインをすること、本人確認(名乗っただけ)でようやく荷物が受け取れた。
さて、と見回してみると他社のメンバーはもういない。おいどん達をおいてさっさと行ってしまった様子。
あらあら、ここから先は個人手配か。誰も仕切る人いないんだ。とようやくここで気が付く。
ならばとにかくホテルへ行ってみよう。タクシーで15分ほど。
12時頃にも関わらずもう部屋に入れるとのこと。案内されたのはツインの部屋。「え!、おいどん達3人なんだけど1人たらないよ?」
・・ツインを1人でつかうんだって。贅沢!
「2人分の料金にはならないだろうなあ、後で相部屋なんて言わないよなあ」心配しながら、とりあえずはプールへ行ってみる。
奥武山公園プール(屋外)。当日の気温35℃、水温も同程度、お風呂状態。サブプールはもっとあったかくって、水から出ると外気がひんやり感じる。天気は快晴、テントは準備してあるものの全員が入れるほどでは無し。日陰を求めてうろうろ。すぐに汗だくになって水に飛び込む。気のせいかプールがしょっぱかったのは皆の汗のせい?
なんか大変な大会になりそうだなあと思いながら200mも泳いで練習終了。なんてったて、今年はまだ2度、total 500mしか泳いでいないから無理しちゃいけない。
さっさと練習終えて国際通りを1軒ずつ覗きながら歩いてみる。沖縄土産って何かなあ。泡盛は有名だよね。黒糖も知ってる。後は・・・、オリオンビールか。全く下調べ無く来たので何を買って良いのか解らない。
お店には「ちんすこう」「サーターアンダギー」なる物が目立つ。何だろう。落雁風なもの、丸ドーナッツのフライみたいな物。高級感は無いけど名物っぽいから実家に送っとこう。泡盛&サーターアンダギー。
この日はホテルで夕食。みんな酒は飲まないので淡々としたお食事。せっかくだから沖縄料理、海鮮料理と思うのだけれどそんなメンバーでもないので適当に済ます。
19時には部屋に入って、もうする事は無し。せっかくの沖縄、気分が乗らないにしてももっと遊びたかったなあと思う。
TV見て、日頃の疲れから21時には消灯する。

2003.08.02(sat)
日本実業団水泳競技会。今日はおいどんのレース。50m平泳ぎ。40才以上は50m種目しかないんだ。あっと言う間に終わってしまうので、数年前まで30代で登録して50,100m両種目出場してたけど、50才のほうが近くなってからは30代と並ぶとあまりにも品祖なので年齢相応の40代50mだけにエントリーすることにしている。もっとも練習していないせいもあるが。
おいどん今年は急がしくって全く練習していないのでとりあえず連続出場を切らないことだけが目標。記録は全く考えていなかった。
で、一瞬でレース終了。昼ご飯食べてないし、グラスボートの予約もあるのでさっさと片づけに入る。
おっ、そうだ写真撮ってくれるよう頼んだんだ。いつまで競技できるか解らないから大会の写真は貴重なんだ。
「レンズが引っ込んでしまって写真撮れてないかもしれん」・・確かにデジカメの電源が落ちている。電源offでいくらシャッター押してもそりゃ写らないわ。スイッチはこれよって教えて渡したよなあ。
じゃあ記録は見てくれた?・・「それがみてないんじゃ」
って事でおいどんの沖縄大会は何も残らないまま終わったのでした。

近くで沖縄そばを食べ、那覇港から朝手配して置いたグラスボートにのる。
期待はもっと透明で大きな魚が一杯って所だったけど、まあこんなもんかって印象。島へ渡るか、ダイビングすればまた違うのだろうけどおじさん達を連れていくのは大変なので手近なところで適当に済ませた。適当に感動ってところでまあよし。
夕食は県選手団としての懇親会。沖縄料理と泡盛飲み放題。って言っても予算抑えてるからそう特別な物無かったなあ。「海ぶどう」が初めてだったくらいかな。豚さんの顔とか熱帯魚の活き作り(?)とかは無し。泡盛はおいどん苦手なのでちょっとなめる程度にしておきました。
まあ、これも適当に済ませてさっさと部屋にこもる。

2003.08.03(sun)
今日はレースはなし。100m種目出なくなってから日曜日はいつももoff日なんです。んで、定期観光バスで南部戦跡めぐりツアーへ。
首里城→海軍壕→ひめゆりの塔→平和記念堂。途中おみやげ屋さんも寄っていく1日コース。
琉球王国って独立国家だったんだよね。日本に併合されたんだけど、その前から同じ様な文化があったんだね。
首里城は紫禁城の小型版みたいで興味深かったな。何百年も前にレーダーも無くどうやって中国と往復したんだろうね。中国は大きいから多少の誤差があっても行き着くことは出来るだろうけど、沖縄は本当に小さな島だもん。ちょっとずれれば太平洋ひとりぼっちになってしまうよ。石垣は立派だった。これも万里の長城風なイメージだったな。
戦場跡地はね、やっぱりつらいよね見るのは。現実に米軍基地もあるしイラク問題もありよそ事では無いんだけど戦争を語るのはおいどんには荷が思い。
おみやげに例によってT−シャツを買う。今年の大会では記念T−シャツが売り切れていて、他にも記念になるような物は無かったので何か拍子抜けの所があった。例年以上に記念品に期待してたのに。
沖縄の「海人」シャツはいかにも行って来ましたって感じなので、小さく「okinawa]って書いてあるものを選びました。結構良い感じとおいどんは思うけど。
この日、おいどんは帽子わすれてバスから出ると頭かんかん、脳味噌沸騰状態。観測史上2番目に暑い日だったとの事。汗なんてもんじゃなかったね。体中の水分が3回くらいPETボトル水に置き換わったような気がする。

なんとかツアーをこなして国際通り「エイサー」を見に行く。冒頭に書いたとおり、おいどんの気持ちは来る前から憂鬱だったんだけどここでずいぶん元気をもらったと思う。おいどんの世代はなかなか生きていくの大変なんだよね。いろんなストレスがあって。一生懸命打ち込んでいる、精一杯やっている人たちをみてずいぶん勇気付けられた。まだまだ頑張らなくちゃ。前向きに生きなくちゃ。

2003.08.04(mon)
今日はもう帰る日。来るときはあんなにいやだったのに将来沖縄に住んでもいいかって思っていた。NZにも住みたいし、家はいま建設中で勝手なところに住むわけにもいかなくなったし・・なんて思ってた。
エイサーで大きく印象がが変わった、と言うよりおいどんの心が健康をとりもどしただと思う。

水泳会場行くときに乗ったタクシーの運転手さんが「観光タクシー安くしておきますよ」っていうのでお世話になることにしました。飛行機出発までの5時間くらいで今度は中部を回ってもらうことにしました。琉球村→万座毛→海洋博公園のコース。
万座毛はきれいだったね。イメージとして持っていた沖縄の海って感じがあった。青い空と緑の透き通った海。でもこんな所来るのにおっさん3人組じゃなあ。記念撮影も直立不動でただ並んで写るだけだし。といって一緒に写ってくれる人(若い女性限定)がいる訳じゃないのでぼやいてもどうにもならないのではあるが・・
海洋博公園は1800円の入場料で水族館いって、10分ほどで出てしまった。これもおっさんずれで行くところじゃない。昼ご飯は運転手さんおすすめの沖縄そばのお店。実はおいどんは既に沖縄そば、ソーキそばを食べていたのであるが、運転手さんが熱心に進めるのでいかにも初体験のように珍しい物をたべるって感じで行って来たのです。
同行者は沖縄そばをまだ食べていないにも関わらず別料理を頼んだ。と言うことは、運転手さんは「どうでした」って聴くに決まってるからおいどんが食べなきゃしょうが無いじゃない。こんなところで気を使ってるからよけいに疲れるのだけれども、運転手さん用のコメントを考えながら3度目の沖縄そばを食べたのでした。スープはおいしかったし、麺も別のお店よりはおいしかったが、おいどんはうどんやラーメンのほうが好きだ。
なんか練りの足らないうどんの様な気がしていま一つ、って印象だな。

で、なんだかんだ言いながらも結局は沖縄大好き人間になって後ろ髪を引かれるようにして帰ることになりました。来る時とはえらい違いで、もっと気合いを入れて「楽しむぞ」って感じで来ればよかったなあ、などと後悔しながらおいどんの沖縄は終わったのでした。
「おじさんに沖縄は似合わない」なんて自分で予防線はらないで、「おいどん沖縄を遊ぶ」ってもっと素直になれば良かったかな、なんて思ってしまいました。でもなんか無理っぽい気もするなあ。見栄と建前で生きるのがおじさんだもの・・

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