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「おいどん大記録編」さて大会初日です。おいどんは100m、FRに出場します。去年は入賞したのだけど、今年は出場者が多くてランキングを見ると15位前後。こりゃあ入賞は無理だなあと思う。しかもおいどんは年齢区分の中の最年長さん。なかなか苦しいA;^_^)。 でもおいどんにも意地がある。自己記録を目指す気持ちも持っている。そう簡単に負けるわけには行かない。 ・・そう、高速水着を買ったのです。来年から使用禁止されるという、足首までのロングスパッツ(2万円!!!) 体力で適わなければ金の力で勝負!!出来る事なら何でも。 水着でタイムが変わるって信じられなくて、水着がどうであっても大して違わないだろうって思っていた。気持ちの問題だろうって。で今年まで買わないでいたのだけど、ついに耐え切れなくなって禁断の世界に踏み入れてしまった。 高速水着でどんどん世界記録が出てくると、そうタカをくくっている場合じゃなくなってきた。マスターズ世代なら体力の衰えは必ずあるわけだから、その中で順位を競うとなると藁にでもすがりたくなる。「ニンニクの力」「アリナミンV」所の話じゃなくなる。 筋トレや泳ぎこみでカバー出来ない所をお金でカバーしよう。記録をお金で買ってしまおうかと思うようになってきた。もちろん今年はルール違反じゃないから何もやましい事はないんだけどね。可能な限りやる事はやってみようかなと。 【100m】今年からクラウチングスタートに変更しました。朝の公式練習から調子よくて、入水がきれいにスパっと決まる。良い感じです。去年までは胸や腹を打って、真っ赤になってカッコ悪かったのだけど、スタートを改良してからスムーズな飛び込みが出来るようになって、気分よく、タイムもあがったような気がします。 で、本番のスタート。決まったね。完璧。スムーズそのもの。何の問題もなし。角度、深さ、狙ったとおり。やっぱアオアザが出来るほど練習したかいがあったなあ。もちろん泳ぎもしっかり練習してきたのでバテる不安もなく、むしろ行ける所までいってやろう。バテる程飛ばしてやろうと思って前半から一気に突っ込んでいく。50mのターン。行ける行ける。相当飛ばしたけど、体力はまだ十分残っている。最後は浮くかも知れないけど、緩める事無く一気にゴールまで押し切って行こうと思う。 ゴール前はさすがにきつくなってきたけど、大きく、大きく、前へ、前へと自分に呼びかけながら気持ちで頑張る。何とか最後まで粘って、記録を見れば国際ゴールドマスターズより3秒も速い。泳いでいるときに感じたんだけど、キックが逃げないんだな。力がそのまま水に伝わっているって感じを受けながら泳いでいた。きちっとフォームが出来るのがこの水着の特徴なんだろうと思う。無駄がなくなるって言うか。 うん、そうそう。これはおいどんの自己最高記録!1秒記録を更新。夢のような出来事、まだまだ青年であった頃の記録を追い抜いてしまった。夢だったんだよね、自己記録を更新して、日本のトップクラスに入るの。 で、肝心の順位は? 入賞圏外(;_;)。まあ仕方ないか。数年前なら確実にメダルだったけど、この所記録も随分と上がっているし、TOPはマスターズの日本記録くらいのレベルになってきたからそう感嘆には入賞できないよ。しかも最年長さんだし。 でも、これで来年への足がかりが出来た気がしました。マスターズ短水路、スポマスの上の年代ならば十分に勝負できる記録だ。頑張ってきた成果がやっと形になって現れてきたなと大満足でした。 【200FR】昨年からリレーに出してもらえるようになって、おいどんは実に気分が良いのです。県代表の一員かなって気持ちになる。また、個人種目を終わった後、観客席から応援するのも味気ない。やっぱり声援を受けながら目立って見たいって思うのは何歳になっても同じ。そう、自分がスターになりたい。 って事でものすごく気合が入ります。順位は期待できないのだけど、県の為、チームの為、メンバーの為、そして自分の意地をかけて真剣勝負で挑みます。 おいどんは第3泳者。スタートはほぼ一線。良い感じ。2泳でちょっと離された。おいどんチームは混成チームなので、おいどんを含めてフリーは専門外のメンバーが主体。まあ仕方ないかな。フリー専門には勝てない。 で3泳おいどんスタート。この日のためにクロールをしっかり練習してきた。前から、大きくと思いながら軸をぶらさないようになるべく前から水をつかむ意識で頑張って泳ぐ。でも後で写真を見たら、顔が真横を向いていて前を見てないんだな。きっと軸も大きくぶれていたんだろう。これは反省。やっぱい本番になると悪い癖が出てしまうんだ。後半はバテバテで腕も足も動かなかったけど、なんとか泳ぎ切って4泳に引き継ぐ。 で、記録はまたまた自己ベスト!!ちょっとしたクロール選手並みの記録。良かったなあ。みんなに迷惑をかけること無い記録だった。願わくはあと1秒とは思うけど、自己記録を出した上にそれ以上の事は贅沢。今回はこれで十分だと思う。課題が見つかったから、また来年を目指して改良していけば良いよ。 さて、夜は県選手団の懇親会。ホテル近くの居酒屋でしっかり飲みました。去年はバレーボールチームから差し入れがあったけど、今年はおっさん達だけでにぎやかに飲みました。 ![]() 二日目の朝。ホテルからの富士山。良い天気できれいに見えました。時間があれば5合目まで行ってみたかったけど、レース終了後直ちに新幹線で帰宅なので、残念ながら遠くから眺めるだけでした。 でもきれいでしたね。朝焼けの雰囲気が何とも言えず神秘的でした。 【50m】さて、二日目の競技です。昨日自己新を出したので今日も高速水着を着用です。ランキングはさらに下がってビリか何番って所。入賞なんてはるか遠い夢の夢って所にありました。 おいどんの長年のライバルが同じ組です。もちろんずっと負けっぱなし。今まで勝ったことなんかない。おいどんが勝手にライバルって思い込んでいるだけ。昨日の100mのタイムからすれば、かなりの記録が期待できる。またまた自己新かな、、なんて期待はするけど短距離は泳いで見ないとわからない。リズムに乗れなかったらタイムはさっぱり出ないから。体調とか練習と関係ないところで記録が決まる。 飛び込み・・これもビシっと決まる。本当に絶好調。短距離で飛び込み失敗したら取り返しつかないからね。思うとおりのスタートが出来て後は気分に乗って進んでいくだけ。前半は余裕もあって新しい泳ぎも試してみる。上から水を押さえ込んで見る。これはなかなかきつくて、すぐにマスターズスイミングに戻ってしまう。50mだからバテる事もないだろうと、タカをくくってそのまま全力の泳ぎを続ける。予想外に40mくらいから泳ぎが小さくなって、縮こまった犬掻き、猫かき泳ぎになる。ここでも大きく、前からと言い聞かせるが、何度か水を飲んでしまい焦って思うような泳ぎが出来なくなってしまう。ようやくゴールにたどり着いてタイムを見ればやっぱり何時もの記録。しょうがないなあと思う。50mは記録が出ないよとあきらめる。 「悔しいなあ、おいどんさんに負けたよ」とライバルの声。「えっ、ライバルさんの方が速かったんじゃないの?」 よくよく見ればおいどんは掲示板の一番上に名前が出ている。しかも自己新記録!!!。これは大した記録で、短水路での記録をも上まろうかと言うタイム。おいどんの念願のタイムでした。 こりゃあ入賞間違いないなと確信するがすぐに最終組に抜かれて結局入賞圏外と消えてしまいました。残念でしたね。おいどん快心の記録だったのに。仕方ないが、これも後に続く記録だと言い聞かせる。これをスタートにまた頑張って行けば良い。 【200mMR】これが最後のレース、かなり疲れてます。ここまで3種目で自己記録を更新して、力一杯やってきたので体力、精神的にいっぱいいっぱいになっていました。ここで手を抜いて後悔するような事はしたくなかった。今までの努力を無駄にしたくなかった。頑張ってきた証を得たいと思ってレースに挑んできました。 これで最後のレース。これが終われば開放されるって思いで、残る体力をすべて使い切る覚悟のレースでした。6秒差を3秒まで縮めて引き継ぐ。TOPには離されたけど、かなり順位をあげておいどんの使命はしっかり果たす事が出来た。そしてこれも自己新!!!!。個人種目をも上回る記録でした。リレーの責任感を感じての渾身の泳ぎでした。 【まとめ】 結局この大会では出場4種目すべてで自己記録更新。信じられないような結果。気がついてみたら遠い世界にいたライバルを上回っていたし、リレーでも順位を上げて責任は果たした。心地よい疲れ・・というより精魂尽き果てたって感じでした。 筋トレ、冬場からの泳ぎこみが成果として現れた大会。結果的には入賞は出来なかったけど、年齢区分のもっとも不利な所だったからしょうがない。上の年代で出場した国際ゴールドマスターズでは2位に入賞したわけだから、それなりの年代ではしっかり戦える様になった。努力が結果として現れた、やってきた事に間違いは無かった、このまま頑張ればいづれ本当のTOPが見えてくるって思えた大会でした。マスターズ世代で記録を目指すのは大変だけど、これからも目標を持って地道に頑張っていこうと改めて思いました。 役員の皆様、補助員の皆様、大変お世話になりました。気持ちの良い大会でした。皆さんの一生懸命さが伝わってきた、すばらしい大会でした。ありがとうございました。 【おまけ】
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